
昔々 東京の足立区千住という所にマーシャル光学というカメラ製造会社があったんだとさ そこの顧問はあのマミヤ光機の間宮精一氏で 自ら設計したデカめのカメラをマーシャルプレスと名付けたそうな 氏はどうやら自社製のレンズ[マミヤセコール等]が気に入らなかった様で このカメラには 新設計のニッコールレンズを装着させたんだとさ うちへやって来た このカメラには立派なケースも付いてきましたが ファインダー内のハーフミラーが外れて振ってみるとカタカタと音がしたので 6本のネジと接眼レンズを取ってファインダーカバーを外し ハーフミラーの汚れを除去したら一緒にオレンジ色のコーティングも剥がれてしまいました 元々ハーフミラーは接着してあった様なので同じ様にゴム糊で貼り直しました ニッコール105mm/f3.5にも少しカビが有ったので こちらも分解掃除 これで撮影可能ですが さーてこんなカメラで何を撮るんですかねー ちなみにこのカメラはマーシャル光学が製造した唯一のカメラなんだそうです